2024年CLoCMiPレベルⅢ認証
合格発表の誤りに関する経緯と再発防止策のご説明
2024年12月15日(日)に行った2024年CLoCMiPレベルⅢ認証申請 合格発表の誤りについて、再発防止策を検討いたしましたので、下記の通り経緯とともにお知らせいたします。
この度は、申請者の皆様ならびに関係者の皆様に、多大なるご迷惑とご心痛をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
事案の概要
2024年12月15日(日)の2024年CLoCMiPレベルⅢ認証申請の合格発表において、本来は合格となる新規申請・更新申請・再認証申請の申請者848名の方に、不合格と通知してしまう誤りがありました。
対応
合格発表の翌日12月16日(月)に、該当者および外部からの指摘により誤りが判明し、対応を開始いたしました。同日15時頃に、『アドバンス助産師プラットフォーム』上の表示を正しい内容に修正するとともに、同日16時頃に、誤って不合格通知を送信した申請者848名全員に、お詫びと訂正のメールを送信いたしました。
その後、当機構にて原因調査と再発防止策の検討を重ね、本日12月18日(水)に、経緯と再発防止策のご説明を対象者848名にメール送信し、当機構ウェブサイト等に文書を掲載いたしました。対象者848名のご所属施設、および関係団体にも今月中にお詫びの文書を送付予定です。
経緯
CLoCMiPレベルⅢ認証制度では、申請手続き、書類審査、試験、合格発表等の全過程を、オンライン上のウェブシステム『アドバンス助産師プラットフォーム』にて実施しています。
通常、合格条件を満たした申請者については、当機構において、試験期間終了後から合格発表日までの期間に本システム上で「認証」操作を行なっており、合格通知は、合格発表時点でこの操作が実施されている申請者に対して表示・送信されることとなっております。
当機構において調査したところ、2024年申請においては、この「認証」操作が正しく行われていなかったことが確認されました。また、担当職員以外の者による「認証」操作の状況の確認が不十分であり、事前に「認証」操作の未実施を把握することができませんでした。
以上の経緯により、合格発表の時点で、本来合格となる申請者848名が「認証」状態になっていなかったため、本システム上では自動的に不合格と判定され、不合格通知が表示・送信されることとなりました。
再発防止策
①チェック体制の強化
システム上の「認証」操作が正しく実施できているか、担当職員複数名でダブルチェックを行います。また、合格発表日の1週間前を目安に、システム担当業者にも正しく認証操作が実施できていることを確認していただきます。
②合格発表の平日実施
2025年より、CLoCMiPレベルⅢ認証制度の合格発表を平日に実施するように変更し、万が一、何らかのミスが生じた場合でも、迅速に対処できるように運営体制を整えます。
③システムの改修
前述の通り、申請者の認証にあたっては、システム上で一定期間内に、合格条件を満たす申請者に対して「認証」操作を実施する必要があります。期間内に「認証」操作が未実施である場合にはシステム上でアラートを表示する、合格条件を満たす申請者には自動で「認証」操作が行われるようにする等、ヒューマンエラーを未然に防止するシステムの改修を進めます。