助産教育認証評価 概要

概要

目的

日本の助産師教育課程における教育水準の維持および向上を図ると共に、助産師教育課程の個性的で多様な発展に役立て、さらに高めていくことにあります。

本機構が定める評価基準に基づき、以下のことを実施します。

  • 1

    助産師教育課程の教育活動等の質の保証と向上を図るため、助産師教育課程を定期的に評価し、教育活動等の状況が評価基準に適合しているか否かの認定

  • 2

    助産師教育課程の教育活動等の改善に役立てるため、教育活動等について関連する大学関係者および助産職能団体役員、有識者等を加えた多面的な評価を実施し、評価結果を助産師教育課程にフィードバック

  • 3

    助産師教育課程における人材育成について、広く国民の理解と支持を得られるよう教育活動等の状況を明らかにし、それを広く社会に示し、説明責任を果たす

評価プロセス

  • 1

    助産師教育課程(受審校)による自己点検評価報告書の作成

    機構が要請する自己点検評価項目を中心に自己点検評価を実施し、その結果をまとめた自己点検評価報告書及び基礎データ表、添付資料を指定期日までに機構に提出します。

  • 2

    書面調査

    評価チームは、提出された自己点検評価報告書を分析・検討し、調査報告書を作成します。不明な点は質問事項としてまとめ、受審校に連絡します。受審校は回答および補足資料等を機構に提出します。

  • 3

    現地調査

    評価チームが現地調査を行い、調査報告書の加筆・修正を行います。

  • 4

    評価報告書(原案)の作成

    評価委員会は、評価チームによる調査報告書に基づき評価報告書(原案)を作成します。その後、受審校に送付して意見を求めます。

  • 5

    認証評価結果の確定と通知

    評価報告書(原案)は認証評価評議会により確定します。確定した評価報告書は、受審校に送付すると共に、社会に対して公表します。

  • 6

    評価報告書に対する異議申し立て

    評価報告書に異議がある場合、受審校は異議申し立てを行います。提出された異議申し立ては、異議審査委員会で審査されます。

  • 7

    評価結果に対する改善報告書の作成

    受審校は、「評価報告書」に「勧告」及び「改善を要する点」が付されていた場合は、指定された期日までに「勧告」及び「改善を要する点」についての「改善報告書」を機構に提出します。

  • 8

    年次報告書

    受審校は、教員組織、収容定員及び在籍者数、教育課程及び教育方法、修了者の進路及び活動状況等、機構が指定した事項についての年次報告書を機構に提出します。

※上記6、7は必要時行います。

評価基準

*1「助産学大学院認証評価ハンドブック Ver.4」より抜粋
*2「学士課程における助産師教育課程認証評価ハンドブック Ver.4」より抜粋
*3「助産学専攻科/別科認証評価ハンドブック Ver.3」より抜粋
*4「専修学校/専門学校認証評価ハンドブック Ver.5」より抜粋

組織について

組織体制

1組織について

2助産教育認証評価に係る規則

評価員研修

助産教育評価にかかわる評価の実際、評価スケジュール、評価者倫理等について、1日研修を行っています。