アドバンス助産師Vol.10

2022.02.15

  • ウィズコロナ時代のアドバンス助産師の活躍に期待

    ウィズコロナ時代に求められるアドバンス助産師の益々のご活躍を、心より期待しております。

公益社団法人 全国助産師教育協議会 会長
村上 明美

 COVID-19の収束がいまだ見えてこない中で、医療の第一線で活躍されているアドバンス助産師の母子支援活動に深く感謝申し上げます。

 2021年度は、CLoCMiPレベルⅢ認証制度において、8,327名(新規:707名、更新(再認証含む):2,496名)のアドバンス助産師が認証されました。心よりお祝い申し上げます。

 われわれ全国助産師教育協議会は、我が国の助産師養成所を主な会員として、全国の助産師教育の向上と発展を図り、これにより女性・母子とその家族及び社会に貢献することを目的に事業を展開しております。

 助産学担当教員は、自らアドバンス助産師として認証されている者がおりますが、そのことに加えて、助産学実習では多くの助産師学生がアドバンス助産師の皆様に臨床指導を担当していただいております。

 COVID-19の感染拡大に伴い、助産学実習にもさまざまな制限が生じております。そのような厳しい状況の中でも、アドバンス助産師の皆様には高い実践力をもって後進助産師の育成にご尽力いただいております。

 今後しばらくはウィズコロナを常に意識しながら、助産学実習を展開していくことが求められます。全国助産師教育協議会は、ウィズコロナ時代の助産師教育の在り方について、アドバンス助産師の皆様にご協力いただきながら教育の質を担保すべく検討を続けていきたいと考えております。

 ウィズコロナ時代に求められるアドバンス助産師の益々のご活躍を、心より期待しております。

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