Vol.10
2022.02.15
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周産期医療機関看護管理者研修会に参加して②
日頃より考えていた院内助産の実現にむけて、取り組むべきことが明確になりました。
東邦大学医療センター大森病院
総合周産期母子医療センター・産婦人科病棟看護師長 アドバンス助産師
内藤 智子
当院は、総合周産期母子医療センターを併設し、分娩件数は2020年度756件でした。産婦人科病棟35床、正常新生児室、MFICU9床、産科外来も担当しています。ハイリスクおよび正常妊産婦の管理が求められ、アドバンス助産師11名を含む45名の助産師と病棟運営を行っており、妊娠中から産後まで継続した助産ケアが提供できるよう取り組んでいます。
日頃より、当院でも院内助産に取り組むことができるのではないかと考えていました。今回講演を拝聴し、当院は院内助産を開始するための医師との話し合いが必要である、助産師指導のさらなる充実を図ることが課題であると感じました。
院内助産が実現すれば、助産師のやりがいや役割意識の向上が図れ、医師との協働が進み、妊産婦に求められる助産師としての専門的なケアの実践が出来ると思っています。その人・その家族らしく、安心で楽しく過ごし赤ちゃんの誕生を迎えられる家族を支えていきたいと思います。
Vol.10
これから産む人、産みたいと思っている人へのプレコンセプションケア