研修主催者の皆様へ

重要なお知らせ(2022年6月9日)
2025年申請要件から、必須研修のWHC指定項目は4項目すべて受講に変更されます(2024年までは選択式)。
また、新たに必須研修「助産師と助産政策」が追加されます。

重要なお知らせ(2021年7月1日)
AMP研修担当者サイトオープン・研修申請方法変更のお知らせ

必須研修の開催について

概要

CLoCMiPレベルⅢ認証申請の必須研修は、全申請者(新規申請者・更新申請者・再認証申請者)が受講する必要のある研修です。
研修内容の標準化を図ることを目的に、日本助産評価機構が研修の承認を行いますので、必須研修を主催・企画される皆様におかれましては、以下をご確認の上、事前の申請手続きをお願いいたします。

研修を開催することのできる団体および医療機関

  • 日本助産実践能力推進協議会

  • 日本看護協会、日本助産師会、全国助産師教育協議会、日本助産学会

  • 都道府県看護協会、都道府県助産師会

  • 助産教育機関、学会、医療機関(総合周産期母子医療センター、地域周産期母子医療センター)

  • 日本助産評価機構の賛助会員である企業や団体

研修要件および審査基準

  • 1

    研修テーマ・内容

    必須研修内容一覧のテーマ・内容で研修を実施してください。

  • 2

    研修時間

    90分以上

  • 3

    主な対象者

    助産師 ※主催団体に所属していない外部の助産師が参加できること

  • 4

    講師

    研修内容に適した講師

  • 5

    確認テスト

    研修開始時と終了時に、同じ問題の確認テストを実施してください。
    問題は講義内容から作成し、出題数は10問とします。
    テストは受講者の自己確認を目的としますので、主催者が採点する必要はありません。

  • 6

    研修修了証

    研修修了証は1テーマにつき1枚発行し、以下を必ず記載してください。
    ・研修名(当機構への開催申請内容と表記を統一してください)
    ・研修承認番号(日本助産評価機構が付与したもの)
    ・研修テーマ(必須研修の項目名)
    研修修了証のサンプル(docファイル)

新旧要件の振り替えについて

2022年以降のCLoCMiPレベルⅢ認証申請において、2021年までの必須・ステップアップ研修は、対照表の右列に記載されている必須研修として扱われます。すでに承認済みの研修についても同様です。

2021年までの必須・ステップアップ研修 2022年以降の必須研修
分娩期の胎児心拍数陣痛図(CTG)に関する研修 分娩期の胎児心拍数陣痛図(CTG)
フィジカルアセスメント:妊娠期 ※1 (新規申請と更新申請で異なる)※1
フィジカルアセスメント:脳神経 妊産褥婦のフィジカルアセスメント:脳神経
フィジカルアセスメント:呼吸/循環 妊産褥婦のフィジカルアセスメント:呼吸/循環
フィジカルアセスメント:代謝 妊娠と糖尿病
フィジカルアセスメント:新生児 新生児のフィジカルアセスメント
子宮収縮剤の使用と管理 臨床薬理(妊娠と薬)
助産記録 医療安全と助産記録
妊娠から授乳期における栄養 妊娠期の栄養
周産期のメンタルヘルス メンタルヘルス
母体感染のリスクと対応 母体の感染
臨床推論 臨床推論
出血時の対応に関する研修(常位胎盤早期剝離) 緊急時の対応
周産期の倫理に関する研修 助産師と倫理
助産師および後輩教育等に関連した研修 後輩指導・助産師教育
新生児蘇生法(NCPR) ※2 (新規申請のみ)新生児蘇生法(NCPR) ※2
臨床病態生理
授乳支援
災害時対応
意思決定支援(演習含む)
WHC指定項目から選択×2 ※2025年から4項目すべて受講に変更
<WHC指定項目>
・不妊・不育の悩みをもつ女性の支援
・女性に対する暴力予防の支援
・多様な性の支援
・ウィメンズヘルスケア(WHC)提供のための基盤能力
助産師と助産政策 ※2025年から追加(2022~2024年は申請要件ではありません)

※1:2021年までの「フィジカルアセスメント: 妊娠期」は、2022年以降の新規申請では必須研修「WHC指定項目から選択」として、更新申請では選択研修として振り替えることができます。更新申請では必須研修「WHC指定項目から選択」として振り替えることはできません。

※2:2022年以降、「新生児蘇生法(NCPR)」は新規申請のみの必須研修となります。

注意事項

  • オンライン開催を認めます。

  • 院内研修は認められません。
    また、学生のみを対象とした教育機関での授業(講義・実習)など、主催団体に所属していない外部の助産師が参加できないものも認められません。

  • 研修承認後に開催日を変更する場合は、当初の研修開催日より前に必ずその旨ご連絡ください。
    事前連絡なく日程変更された場合、承認を取り消すことがあります。

  • 必須研修「新生児蘇生法(NCPR)」「メンタルヘルス」「助産師と助産政策」の研修開催申請は受け付けしておりません。

  • 承認前に許可無く「申請中」、「承認予定」等の表示は行わないでください。

  • 企業が主催する研修については、研修認定料と研修参加費の規定があります。

必須研修の申請の流れ

必須研修の申請の流れ

STEP.01

事前申請

研修開催責任者は、開催3か月前までアドバンス助産師プラットフォーム 研修担当者サイトより研修の申請をしてください。開催後の研修申請は受け付けません。同日に複数の研修(テーマ)を行う場合は、1研修(テーマ)ずつ申請してください。

【操作手順】

STEP.02

結果通知

日本助産評価機構による審査後(1~2週間程度)、結果がメールで通知されます。
研修が承認された場合は、アドバンス助産師プラットフォーム 研修担当者サイトにて研修承認番号をご確認ください。
賛助会員の企業には、研修認定料の請求書を別途メールにてお送りいたしますので、期限内にお振込みをお願いいたします。
申請が差戻しされた場合は、差戻理由をご確認の上、再申請してください。

※研修承認後に開催日等を変更する場合は、当初の研修開催日より前に必ずその旨ご連絡ください。

STEP.03

申込受付・研修実施

主催者各自で研修の申込受付を行い、申請内容に沿って研修を実施してください。
申込受付の際は、主催者が取得した申込者の個人情報(氏名・生年月日・助産師免許番号)を、受講状況の確認の目的で一般財団法人日本助産評価機構へ提供することの同意を、申込者から得てください。

STEP.04

実施報告・修了者登録

研修開催後、2週間以内にアドバンス助産師プラットフォーム 研修担当者サイトにて実施報告と修了者登録を行ってください。
※ご自身の研修担当者アカウントから申請した研修に限り、実施報告・修了者登録が行えます。

選択研修の開催について

概要

CLoCMiPレベルⅢ認証申請の選択研修は、更新申請者・再認証申請者が受講する必要のある研修です。
選択研修は下記要件を満たすものを申請に有効としますので、選択研修の開催にあたって、日本助産評価機構への申請手続きは必要ありません(日本助産評価機構は選択研修の承認を行いません)。受講証明書の発行にご協力いただけますようお願い申し上げます。

旧要件の研修の取扱いについて

2021年までの更新申請要件の指定研修・WHC研修等は、対象期間内に開催されたものであれば、2022年以降は選択研修として申請に有効となります。

研修要件

選択研修とは、以下の条件1~5をすべて満たすものとする。

  • 1

    研修内容が助産実践能力に関するものである

  • 2

    研修時間が1つの項目につき60分以上である

  • 3

    主な研修対象者が専門職である

  • 4

    主催者が個人ではない

  • 5

    受講証明書(修了書等)を発行していることが望ましい

※研修主催者により受講証明書類が発行されない場合は、受講者本人が受講証明書類を作成すれば可とします。書式に指定はありませんが、施設内承認者に提出できる形式で作成するものとします。(受講証明書類の記載項目の例:研修名、開催日時、主催者名、研修内容、講師他)

選択研修に該当しないもの

  • 2022年4月以降に開催された院内研修(2022年3月末日までに開催されたものは、上記条件を満たしていれば可とする。)

  • 教育機関での授業・講義(教員が学生のみを対象に行うもの)

  • 一般向けの市民講座

  • 学術集会や講演会で行われる講演・研修・講座・シンポジウム等で、1プログラム60分未満のもの

お問い合わせ

研修開催に関するご不明点は、下記までメールにてお問い合わせください。

宛先
一般財団法人 日本助産評価機構事務局 研修担当
メール
clocmip3@josan-hyoka.org